介護予防の資格を取得しよう!

介護予防運動指導員を取得するまでの流れ

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取得するまでの流れを知ろう

更新日:2023/07/29

取得するまでの流れを知ろう

多くのことを学べる資格

介護予防運動指導員を取得するためには、事前に介護系資格を取得しておく必要があります。介護予防の仕組みや認知症予防に関する知識、適切な運動プログラムを実施するスキルなどを学べる資格です。この資格を取得すれば、運動機能の維持や転倒予防を目的とした運動プログラムを実践する指導者として活躍できます。年齢が高くても取り組みやすい資格なので、すでに介護分野で長く活躍している人にもおすすめです。

受験資格

養成講座を受講するためには、「介護職員初任者研修の修了(実務経験2年以上)」「介護福祉士実務者研修の修了」「介護支援専門員の取得」「健康運動指導士の取得」「介護職員基礎研修過程の修了」「介護福祉士の取得」のいずれかの要件を満たしている必要があります。

カリキュラムの内容

カリキュラムは合計31.5時間で、高齢者の筋力トレーニングや介護予防に関する知識を幅広く学べます。転倒予防や失禁予防などの身体面に関する知識だけでなく、認知症、うつ、閉じこもりについても学べるため、資格取得後は幅広い分野で活躍できます。
カリキュラムの細かい内容については、「介護予防概論の講義を0.75時間」「介護予防評価学の講義を1.5時間と実習を1.5時間」「介護予防統計学の講義を1.5時間」「行動科学の講義を1.5時間」「リスクマネジメントの講義を1.5時間」「高齢者筋力向上トレーニングの講義を1.5時間と実習を10時間」「転倒予防の講義を1.5時間とプログラム実習を1.5時間」「失禁予防の講義を1.5時間とプログラム実習を1.5時間」「栄養改善活動の講義を1.5時間」「口腔機能向上の講義を1.5時間」「認知症予防の講義を1.5時間」「うつ・閉じこもりの講義を0.75時間」となります。

修了試験について

修了試験はマークシート方式です。計45問で、所要時間は1時間です。講座内容の振り返りがメインなので、カリキュラムで学んだことをしっかり復習した上で試験に挑みましょう。合格率は公表されていませんが、一般的に90%以上は合格できるといわれています。講義を受講するためにある程度の時間が必要ですが、試験そのものは難しくないでしょう。資格取得を目指す際は、講義があることを考慮してスケジュールを組んでください。職場によっては、資格取得支援制度を設けている場合もあります。なお、資格取得後は3年ごとに更新が必要です。
以上が、介護予防運動指導員を取得するまでの流れです。以下に、資格の認定を行っている地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの公式サイトを紹介するので、こちらも参考にしてください。

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